【売れない車にも愛を】あの販売希少車の新型情報 7選

「次期モデルの開発情報をスクープ!」といった華やかな見出しで報じられるのは、人気車であることが多い。もちろん売れているクルマはそれだけ買っている人が多いということであり、買っている人が多いということは、そのクルマに強い関心を持つ人が多いということだ。興味を持つ人が多い事柄を優先的に報じるのはメディアの役割である。うむ、確かに。

 しかし売れてようと売れていまいと、作っている人や売っている人、ほしいと思っている人には関係ない話。当然、次期型の開発だって進んでいるモデルはあるし、そうした新モデルが起死回生、乾坤一擲を放つ可能性だってある。

 そこで本企画では、現行モデルの販売はなかなか苦戦しているけれど、次期モデルが気になるクルマ、検討しているモデルの新型情報を紹介します。
 まだまだ情報が錯綜しているモデルもありますが、数少ない情報を楽しみにしつつ、気長に待ちましょう!
文:Boosterpackdepot編集部
Boosterpackdepot2018年6/10号「売れてるクルマ、売れてないクルマの新車情報」


■レクサスGS 2018年4月の月販台数 225台

写真は2018年末に日本導入されるレクサスES。レクサスGSの現行型は2012年8月登場
写真は2018年末に日本導入されるレクサスES。レクサスGSの現行型は2012年8月登場

 現在、販売されているレクサスGSは2015年にビッグマイチェンを受けたモデルだが、残念ながら次期型はなく、このまま消滅する可能性が高い。2005年のレクサス日本上陸以来ラインアップしてきたモデルだけに残念。今年12月にその代替モデルとして日本導入が予定されているESに置き換えられることになる。

■日産フーガ 2018年4月の月販台数 88台

次期型フーガの本誌予想CG。フーガの現行型は2009年11月登場。次期型の開発はスタートしており、北米で先行公開されると予想
次期型フーガの本誌予想CG。フーガの現行型は2009年11月登場。次期型の開発はスタートしており、北米で先行公開されると予想

 セドリック/グロリアの実質的後継車として2004年に誕生、現行型(2代目)は2009年に発売した。次期型はベンツとのプラットフォームを共有するモデルで、北米のインフィニティQ70として登場する。注目はパワートレーンで、Q50/60に搭載されるV6、3Lツインターボが投入される。新型クラウンとガチンコのライバルとなり、入念な開発が進められている。

■日産スカイライン 2018年4月の月販台数 112台

写真は現行型のインフィニティQX50。昨今のSUVブームを受けて、スカイラインのクロスオーバー版として日本導入が期待される。なおスカイラインの現行型は2014年2月登場
写真は現行型のインフィニティQX50。昨今のSUVブームを受けて、スカイラインのクロスオーバー版として日本導入が期待される。なおスカイラインの現行型は2014年2月登場

 次期型はスポーツイメージを高めて開発されるという情報もあるスカイライン。モデルサイクルを考えると新型の登場は2020年以降となるが、もちろん次期型は開発中。ライバルのベンツEクラス、BMW5シリーズ、アウディA6を上回る性能を目指している。注目は、この次期型に加えて可変圧縮比エンジン搭載のクロスオーバー車、インフィニティQX50を日本へ導入する可能性があること。

 かつて「スカイラインクロスオーバー」は2009〜2016年に日本で販売されたが(米国販売名EX35)、再起を計るのであれば、今度はぜひ成功してほしい。

■日産シルフィ 2018年4月の月販台数 181台

今年の北京ショーで公開されたシルフィのEV版。日産のEV拡大戦略を考えると、こういうかたちでの進化・日本市場展開は充分考えられる。シルフィの現行型は2012年12月登場
今年の北京ショーで公開されたシルフィのEV版。日産のEV拡大戦略を考えると、こういうかたちでの進化・日本市場展開は充分考えられる。シルフィの現行型は2012年12月登場

 かつて「ブルーバード」という車名で日本を代表するセダンとして活躍したモデル。2000年に「ブルーバードシルフィ」というセカンドネームを与えられ、現行型からは「シルフィ」とだけ呼ばれるようになった。その現行型シルフィ、デビューから今年で6年を迎えるが、次期型の実像はまだ見えてこない。今年の北京ショーで公開されたリーフの電動パワートレーンを搭載したEV、シルフィ・ゼロエミッションを日本にも導入する可能性はある。

 このシルフィ、日本での販売は苦戦しているが、中国、北米(現地販売名:セントラ)、オーストラリア(同パルサーセダン)、台湾(同スーパーセントラ)として展開しており、日産ブランドの世界戦略車として活躍しているだけに、次期モデルの切り替えはかなり先になりそう。

■トヨタMIRAI 2018年4月の月販台数 21台

現行型のセダンらしいスタイルから一新してスポーティなイメージが先行する。MIRAIの現行型は2014年11月登場
現行型のセダンらしいスタイルから一新してスポーティなイメージが先行する。MIRAIの現行型は2014年11月登場

 市販車で今なお世界唯一のFCV(燃料電池車)であるトヨタのMIRAI。販売台数は多くないものの、トヨタの次世代技術への投資を象徴するモデルとなっており、次期型開発には大変な力が入っている。

 次期型は水素燃料を満充填した時の航続距離を伸ばし、(現行型のような車高の高いセダンタイプではなく)4ドアクーペのようなスタイリッシュなエクステリアデザインを身にまとい、2020年に登場する。

■三菱ミラージュ 2018年4月の月販台数 157台

写真は欧州版マイクラ。現地での評判は大変高い。ミラージュの現行型は2012年8月登場
写真は欧州版マイクラ。現地での評判は大変高い。ミラージュの現行型は2012年8月登場

 今年で6年目を迎えるミラージュだが、三菱と日産の資本提携により、次期型は日産マーチ(欧州名マイクラ)と統合される可能性が高まっている。すでに欧州ではマイクラが昨年から販売中だが、統合するとなれば、このマイクラをベースとして開発される。そうなると1978年から発売されている伝統の車名ミラージュも、ついに3ナンバー車となることになる。

■日産フェアレディZ 2018年4月の月販台数 12台

写真はBoosterpackdepot予想CG。次期型開発はスタートしており、2020〜2021年頃に登場が予想される。フェアレディZの現行型は2008年12月登場
写真はBoosterpackdepot予想CG。次期型開発はスタートしており、2020〜2021年頃に登場が予想される。フェアレディZの現行型は2008年12月登場

 今年でついに10年目となる現行型(Z34)フェアレディZ。何度か「次期型の開発凍結」という噂を乗り越え、つい最近、日産関係者より「開発始動」というニュースが編集部に届いた。登場は2020年頃と予想されるが、現時点で想定される搭載ユニットは純ガソリン仕様。それも400ps以上を発生する3LのV6ツインターボとなる。

最新号

Boosterpackdepot最新号

国産8メーカー 2020年までの新車スケジュール Boosterpackdepot9月10日号

 自動車総合誌「Boosterpackdepot」最新号が、2018年8月10日に発売。今号の巻頭では、2020年までに登場する国産8メーカーのニューカースケジュールを完全網羅。また大人気、ジムニーとN-VANの試乗記も掲載している。内容盛りだくさんの9月10日…

カタログ