ソリオ vs タンク&ルーミー軍団 プチバン大戦争! ベストバイはどれだ?

迎え撃つ、スズキソリオハイブリッドはいかに?
(鈴木直也)

最近のスズキはパワートレーン関連の技術革新が実にアグレッシブ。ワゴンRなど最多量販車である主力軽自動車をほぼすべてマイルドハイブリッド(S‐エネチャージ)化したのをはじめ、1.2LのNAなどではツインインジェクター(デュアルジェット)を採用。

さらに、バレーノでは1L直噴ターボ+6AT、アルトターボRSでは5速AGS(シングルクラッチAMT)など、ものすごいペースで新技術を導入している。と驚いていたら、今度はソリオにフルハイブリッドが登場だって!! 開発エンジニアの皆さんが過労死しないか、他人事ながら心配であります。冗談はさておき、このまったく新しいスズキ独自のハイブリッド、シンプルかつユニークというところに僕は大いに惹かれました。

■5速AGSと組み合わせているのがポイント
基本的な構成は1.2L直4のK12Cに5速AGSの組み合わせがベース。このミッションの出力軸側に、10kW のコンパクトな駆動モーターが追加されている。ご存じのとおり、シングルクラッチAMT最大の欠点は、シフトアップのたびにトルクが途切れて「カックン」となること。

同じMTベースのオートマでも、DCTはクラッチを2組もつことでこの欠点を解消してスムーズなシフトを実現しているが、機構が複雑でコストが高くなる。ソリオハイブリッドは、この「カックン」となるトルクの谷を、モーターで埋めてしまおうという発想。クラッチを切ってシフトしている間、瞬間的にモーターの駆動力が立ち上がって、シームレスな加速感が持続する。

もちろんそれだけではなく、発進時や加速時にはモーターがエンジンをアシストすることでドライバビリティが向上するし、減速時にはエンジンを止めてバッテリーを回生充電。2㎞程度の短距離ならEV走行だって可能だ。実際に走ってみると、いやーメカ好きのオタク心をくすぐる面白さがありますね、このハイブリッドシステム。

また、標準のマイルドハイブリッド仕様はCVTだけど、こちらはMTベースなので駆動系にダイレクト感があるのも好ましい。さすがに全開加速では駆動モーターのトルク(3.1kgm)が不足してトルクの谷が埋め切れなくなっちゃうけど、実用的には必要十分。制御ソフトの開発はたいへんだったと思うけれど、予想以上にスムーズでエレガントに仕上がっている。

もうひとつ、ECOモードを選んでおくと信号待ちなどで停止した際にブレーキから足を離してもアイドル停止が持続するのもよかった。燃費性能はもちろん注目のポイントだけど、この辺の静粛でスムーズなところも大きな魅力で、標準のマイルドハイブリッド仕様と比べると、ひとクラス上の高級感がある。

スズキらしいマニアックな技術力でたしかな性能を生み出してきたソリオハイブリッド。メカ好き鈴木直也氏もビックリな出来だ

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