軽量化と矛盾!? 新型車のタイヤ&ホイールはなぜ大きくなっているのか?

昨今は、燃費を重視して、車体を少しでも軽くしようとするメーカーが多い。ところが、その方針と逆行するかのように、ホイールやタイヤはどんどん大きくなっていく。なぜなのだろうか? 調査してみた。
Boosterpackdepot2016年5月10日号


かっこいいデザインも大事

今回の疑問に答えてくれたのは日産広報部。その回答はというと……。

ひとつ目は、「ユーザーのニーズが変わってきて、大径のほうがカッコいいという声が増えたこと」が挙げられるそうだ。特にアメリカなどではこの傾向が強いとのこと。

もうひとつは、スカイラインV35 FMパッケージの時に採用しているのだが、「タイヤのグリップを稼ぐことができる」との説明があった。どういうことかというと、タイヤの外径を大きくすることで接地面積がアップするだけでなく、車重も増えたことでタイヤがよりたわみ、さらに接地面積が増えるという相乗効果が得られたというのだ。

では、同一デザインの16インチと18インチでは、どれほどの重量差があるのか気になるところだ。エンケイが販売しているホイール「PF07」で比較したところ、1本あたりの差は1.7kgで、4本で6.8kgもの差がある。燃費への影響は大きいだろう。

17インチと18インチモデルをラインナップするインプレッサ。大径ホイールのほうが、見た目のかっこよさはアップするが、乗り心地などは17インチモデルのほうが評判はよい
純正ホイールの場合、デザインで重量が大きく変わるのと、インチが上がると製法が変わるため小さいものと重量が変わらない場合もある。写真は、ENKEI「PF07」

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