日産を支えたカリスマデザイナー 中村史郞氏独占インタビュー

人が変わっても違う方向にいくことはない

編集部 後任のアルフォンソ・アルバイサさんはしっかり任せられる人ですか?

中村 もちろん。なぜ外国人をデザインのヘッドにするのか? と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、彼は新入社員で日産に入った人(1988年)。日産のことを知り尽くしていますし、何よりもデザイナーとして優秀ですね。ここ数年の実績からみて、彼以上の人はいないんじゃないかと思います。

後継者を育てるのも気を付けてやってきて、しっかり育ってくれて、間違いなく日産をさらによくしていってくれると思います。

人が変わったからといって全然違う方向にいくなんてことはありません。ずっと一緒に考えてやってきましたからね。

今後、車のデザインにはいっさいタッチしない

編集部 今後はどうされるんですか?

中村 まだはっきり決まっていませんけど、コンサルティングの会社みたいなものを作って、いろんなことをやっていくつもりで、日産に関することもやると思います。

ただし、クルマのデザインに関してはいっさいタッチしません。それは次世代に100%任せます。それ以外にも私がお手伝いできることがあるはずなので、いろんなことをやっていこうと思っています。

デザインする気力もなくなっていませんし、クルマやプロダクトデザインにこだわらず、なんでもやれることはやっていこうと思っています。

編集部 見事な退任ですね。

中村 私は小学生の頃からカーデザイナーになりたいという夢を持っていたんですが、想像を超えるものでしたね。

本当に、本当に幸せなカーデザイナー人生でした。ゴーンさんがずっと見守ってくれたというのが大きいですね。そういう会社のあり方というのを作ってあるから、社長が替わっても僕がいなくなっても、そう簡単にこの17年間で作り上げたものが変わるとは思わないですね。

中村史郞
1950年10月生まれ。武蔵野美術大学を卒業後1974年にいすゞに入社。1999年デザイン部門のヘッドとして日産に移籍。2001年に常務執行役員、2014年に専務執行役員、2006年からCCO(チーフクリエイティブオフィサー)兼務。愛車は初代シルビア、初代Z432、現行スカイライン、現行キューブ。日産在籍最後の日「クルマは最高!」と記す

 

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