日立とホンダが共同開発の「アルコール検知器」は飲酒運転撲滅の救世主となるか!?

 

ホンダと日立が、共同開発する手のひらサイズのアルコール検知器をご存じだろうか? マウスピースを使わず、呼気だけでアルコールを認識したり、酒気帯びを感知したらエンジンを始動させないなど、飲酒運転撲滅にもつながる注目の技術なのだ。

すでに、ホンダの研究開発部門を担う子会社、本田技術研究所と日立製作所が共同開発した試作品が、今年3月24日に公開されているが、いったいどんな装置なのか? そして気になる実用化に向けたスケジュールは? ホンダ広報部に聞いた。

2016年7月26日号Boosterpackdepot
『アポなし電話相談室』

 

 


 

エタノール濃度を約3秒で計測。アルコールの有無を判定

編集部 もしもし、日立製作所さんと共同開発中の「ポータブルアルコール検知器」について聞きたいのですが。これ、どのような機器なんですか?

こちらがポータブルアルコール検知器の試作品。検知器に呼気を吹きかけると、3秒以内に検知結果をディスプレイ表示する仕組みだ

ホンダ はい。まずは手の平に収まるサイズにして、スマートキー対応を想定しています。なので、将来の実用化の際にはもっと小さく薄くなると思います。また、従来までのマウスピースを使うタイプではなく、「呼気認識機能」タイプが大きな特徴といえますね。呼気、つまり“吐く息”でアルコールを検知するわけです。

編集部 「呼気認識機能」を備えるには相当な技術力が必要だったのでは?

ホンダ そうですね。まず吹きかけられた息(風)が人間の呼気(吐く息)かどうかを認識させるのがひとつのハードルでした。認識した後の呼気アルコールの検知方法ですが、人間の呼吸特有の飽和水蒸気を検知するとともに、エタノール濃度の計測を約3秒、高精度で行い、アルコール成分があるかどうか検知します。おわかりですよね?

編集部 ……20%ぐらいは理解しました。それで、酒気帯びを感知したらエンジン始動しない機能もあると聞いたんですけど。

ホンダ それも特徴ですね。ドアの解錠やエンジン始動が可能なスマートキー対応にしたことで、運転者を“酒気帯び状態”と判断した場合にはエンジンを始動させないロック機能も搭載しています。

編集部 例えば酒粕に漬けた“奈良漬けを大量に食べた状態”でもエンジン始動しないんでしょうか?

ホンダ それは即答できかねますが、いずれにしてもアルコール検知後、〝エンジン始動の可否〟をディスプレイ表示するようにと考えています。

編集部 すばらしいです! いつ頃に実用化できそうですか?

ホンダ ……できるだけ早めとしか今はお答えできないです。

 


実用化の具体的な時期まではまだ公表できないが、数年後に実用化した際は日立製作所が、このアルコール検知器の権利を持つことになるだろうとのこと。

ホンダ広報部の担当者は「世界の自動車メーカーにもこのすばらしい技術を広く活用してもらいたいです」と語るが、こうした装置が普及すれば、酒気帯び運転、ひいては交通事故の撲滅にもつながる。早期の実用化を期待したいところだ。

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