ミルスペックの災害対応ビークルが個人でも買える!

 

水陸両用の救助ロボ、8輪駆動のマルチビークル、悪路でも走行可能な救助用バイク……、いかにもタフで頼れそうな装備が集結する「危機管理産業展」が今年も10月14日~16日に東京国際展示場で開催されている。この展示会はその名のとおり、災害をはじめリスク管理、防犯を網羅する「危機管理のビジネストレードショー」だ。会場には、災害時に最前線で活躍が期待されるミルスペックなタフビークルもあった。

文:WEBBoosterpackdepot編集部/写真:WEBBoosterpackdepot編集部

 

 


 

ミルスペックの災害救助車、MRZR4が日本の公道に初登場

災害対応のさまざまなタフ車両、装備が並ぶ会場にあって、独特の存在感を放っていたのが、「MRZR4(エムレーザーフォー)」。もともとは米軍でも正式採用される全地形対応車(ATV=All Terrain Vehicle)だ。アスファルト、泥濘(でいねい)地、河川、岩場、雪道など、場所を選ばず走破できる能力を持ち、戦場のような過酷な環境で使用されることを目的に開発されている。このタフネスさを生かして災害対応に活用しようという狙いだ。

全長3590×全幅1550×全高1880mm、900kgという小型軽量のボディに875cc 2気筒エンジンを搭載、狭い道の多い日本の都市や山間部でも活躍できる機動力を発揮する。

タフギア感満点だが、パワステは標準装備

自衛隊でも導入予定の輸送機CV-22オスプレイなどにも搭載することも可能で、すばやく災害現場に到達し、即座に展開するという運用も可能だ。熊本地震や今夏の台風被害など、困難な場面が想定される日本の災害現場での活躍が期待される。

今回の展示には、初めて公道走行が可能となった1号車が展示。今後は、自衛隊をはじめとした各機関への納入をめざすという。

ちなみにこの迫力のタフビークル、個人で購入することも可能という。お値段は、ナンバーなしが800万円程度、ナンバーありは1200万~1500万円程度になるそうだ。

米軍関係をのぞけばまだ日本に3台しかないというレア車両。クローズドのコースならば、ナンバーなし車でもオフロード走行を楽しむことも可能という。災害対応で活躍が期待されるが、その前にサバゲーファンが買ってしまいそうな予感だ。

 

MRZR4(エムレーザーフォー) 主要諸元
■全長×全幅×全高:3590×1500×1880mm/車両重量:900kg/ステアリング位置:左/エンジン:875cc、2気筒DOHCエンジン/駆動方式:4輪駆動(オンデマンド式)/最高速度:100km/h/最大航続距離:149km
問:ホワイトハウスオートモービル

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