200万円台で買える万能SUV! アウトドアでも使える優良車 5選

 SUVは、舗装路も悪路もフツーに走れ、荷物も積もうと思えばガンガン積めることが美点。とはいえ、本格的な悪路を頻繁に走るユーザーは多くないはず。そこで、本記事では「ちょっとしたアウトドアや遠乗り、あるいは日々の街乗りで使いやすく、同時にしゃれてもいるSUVは果たしてどれなのか?」という観点でのみ話を進めたい。予算は、現実的な線で「200万円台しばり」にていってみようと思う。

文:伊達軍曹/写真:編集部


「マルチに使える」マツダ CX-5

マツダ CX-5/全長×全幅×全高:4545×1840×1690mm、価格帯:249万4800-352万6200円
マツダ CX-5/全長×全幅×全高:4545×1840×1690mm、価格帯:249万4800-352万6200円

 もちろん、車に対する評価は人それぞれだが、極力客観的に考えると、これこそが「いろいろ使いやすくて、同時にしゃれてもいる200万円台SUV」の最右翼だ。

 大きすぎず小さすぎない絶妙なサイズは、自分1人でどこかへ行くにも、友人など2~3人+荷物を積んでキャンプなどへ行く際にもほぼ最適。

 そして「鼓動デザイン」と呼ばれる全体のデザインは、特に顔つきの部分で好みは分かれるかもしれないが、「内外装の質感とおしゃれっぷり」に関してはぶっちぎりだ。

 いわゆるハンドリングも絶妙で、「こんな感じで曲がりたい」と思いながらちょっとハンドルを切ると、本当にそのとおりに曲がってくれる……というのも偏差値低そうな文章で恐縮だが、そういう車って実は少ないことを、わたくしは平成生まれの諸君に力説したい。

 唯一の問題は「ちょい高い」ということか。イチ推しのディーゼルエンジン搭載グレードはおおむね300万円以上で、ガソリンエンジン搭載グレードでも、総合的に見てオススメとなる25S L Package 2WD298万6200円。ううむ……ちょい高いね。

トヨタ CH-Rはハイブリッドがオススメ

トヨタ C-HR/全長×全幅×全高:4360×1795×1550mm、価格帯:229万-292万9200円
トヨタ C-HR/全長×全幅×全高:4360×1795×1550mm、価格帯:229万-292万9200円

 ならばコレでどうか。2017年、SUV新車販売台数第1位に輝いたトヨタのコンパクトSUVだ。やや小ぶりで、そしてデザイン優先な作りであるため、積載性は大したことない。が、2~3人レベルで遠出する分には十分だ。

 そして「走り」もなかなかのもの。TNGAというトヨタが満を持して送り出した新しい車台を使っている関係で、基本的にはキビキビとした動きのなかに、しっかりとした芯のようなものが感じられるのだ。

 あとはやはり「デザイン」か。このトヨタらしからぬ(?)アグレッシブなデザインが貴君の琴線に触れるなら大いに買いだろう。ただし、そのデザインのせいで後方視界は今ひとつなので、バックモニターの類は必須。

 グレードは、超大きく分けると 1.8Lハイブリッドと 1.2Lターボの2系統。総合的に見た推しメンはハイブリッドの上級グレードである「G」だが、292万9200円とちょい高いため、次善の策として1.2Lターボの上級グレード「G-T」のFF版(260万5200円)を推したい。

定評の四駆と頼もしさならスバル XV

スバル XV/全長×全幅×全高:4465×1800×1550mm、価格帯:213万8400-267万8400円
スバル XV/全長×全幅×全高:4465×1800×1550mm、価格帯:213万8400-267万8400円

 ここまで駆動方式についてはあまり触れてこなかったが、「SUVといえば4WDでしょ」と考える人は多い。

 だが、もしも街乗りがメインで、「たまにキャンプや釣りで悪路も走ります」という程度の使い方であるならば、実はFF(前輪駆動)でも全然十分。燃費も、4WDよりFF車のほうが良好である場合がほとんどだ。

 とはいえ、「4WDのほうが何かと好ましい」という人も少なくないはず。そんな貴君にオススメしたいのが、こちらスバル XVだ。

 水平対向エンジンやその他の重量物を左右対称・一直線にレイアウトしているバランスの良い「フルタイム4WD」であるため、悪路での走破性は、見た目からは想像できないほど高レベル。降雪地帯や砂利道などだけでなく、強風や大雨の際にも超絶安定した走りを披露してくれる車だ。

 SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)という新しい車台により、舗装路での走りも一級品。アイサイトver.3のデキも素晴らしいため、長距離移動はひたすら楽ちんである。

 エンジンは1.6Lと2Lの2種類だが、オススメは2L。2Lのなかでも17インチホイールの「2.0i-L」と18インチの「2.0i-S」があるが、個人的にはお安いほうの2.0i-L248万4000円)で十分かと思う。

より安価な選択肢ならクロスビー

スズキ クロスビー/全長×全幅×全高:
スズキ クロスビー/全長×全幅×全高:3760×1670×1705mm、価格帯:176万5800-218万9160円

 200万円台のSUVに絞って話を進めてはきたが、「正直、もうちょい安いほうが……」という人もいるはず。気持ちはわかる。ならば176万5800円~となるスズキ クロスビーでどうか?

 いわゆる5ナンバーサイズの小ぶりなボディと、ワゴン的にも使えるユーティリティが魅力のコンパクトSUVだ。

 エンジンは排気量1Lの3気筒直噴ターボで、発進時と加速時にモーターがアシストしてくれる「マイルドハイブリッド」という仕組みを採用。

 FF車で22.0km/L、4WD車で20.6km/Lのというなかなかのカタログ燃費(JC08モード)をマークする。

 ボディサイズは小ぶりだが天井が高いため車内は広く感じられ、キャンプ道具などの積載性もまずまず。

 ただ、さすがにスバルXVやマツダCX-5などと比べてしまうと、高速域での乗り味は若干不利なため(ぜんぜん悪くはないが、それらと比べると……という話)、主に近場の移動が中心な貴君にオススメしたい。

 グレードとしては、クルーズコントロールが標準装備となるハイブリッド MZの2WD(200万3400円)が狙い目となるだろう。

輸入車ならアウディ Q3の中古が狙い目

アウディ Q3/全長×全幅×全高:4400×1830×1595mm、中古車価格帯:148万-478万円(※新車価格:369万-469万円)
アウディ Q3/全長×全幅×全高:4400×1830×1595mm、中古車価格帯:148万-478万円(※新車価格:369万-469万円)

 「スズキのクロスビーも悪かないが、どうせならもっとこうゴージャスで自慢できそうなSUVが欲しい(ただしカネはあんまり持ってません)」という、わがままな思いを抱いている人もいるだろう。……気持ちはわかる。

 ならば、新車にこだわらず「中古車」でいってみるのはどうか? 例えば「アウディQ3」のユーズドカーだ。

 説明するまでもないだろうが、アウディはドイツの自動車メーカーで、Q3はそのプレミアム・コンパクトSUV。

 今の時代、「国産車より欧州車のほうが絶対に高性能」なんてことは特にないが、少なくとも内装の質感とそのデザインセンス、そして何より「ブランドとしてのパワー」みたいなものは、やはりヨーロッパ系プレミアムブランドの圧勝となる場合が多い。

 で、そのアウディ Q3だが、新車は369万~469万円であるものの、中古車なら相場は200万円前後。それもオンボロ中古車ではなく、走行2万km台までのなかなか良質な物件が、である。

 200万円前後だとさすがに年式は2012~2015年式のいわゆる前期型になるが、車オタクな友人以外はそんなことに気づきもせず「すげえ! アウディかよ!」と驚くだけなので、何も心配はいらない。

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